遺品整理の費用はどれくらい?相場を徹底解説

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2024/06/25
遺品整理の費用はどれくらい?相場を徹底解説

大切な人を亡くし、残された遺品の整理を進めていく中で、「遺品整理にはどれくらいの費用がかかるのだろう」と不安を感じる方は少なくないでしょう。部屋の広さや荷物の量によって大きく金額が変わるため、正直なところピンとこないという方もいるかもしれません。そこで今回は、遺品整理にかかる費用の相場について、詳しく解説していきます。ご自身の状況に合わせて、おおよその予算を立てる目安にしてください。また、業者選びのポイントもお伝えするので、安心して遺品整理を任せられる業者を見つける参考にしていただければと思います。故人のために、できる限り丁寧に遺品を整理していきましょう。

遺品整理の費用相場

遺品整理を業者に依頼する際、気になるのが費用面ではないでしょうか。ここでは、遺品整理にかかる費用の相場について詳しく解説します。

部屋の広さ別の相場

遺品整理の費用は、故人が暮らしていた部屋の広さによって大きく異なります。一般的な相場は以下の通りです。

部屋の広さ費用相場
1K~1DK5万円~10万円
1LDK~2DK10万円~25万円
2LDK~3DK15万円~40万円
3LDK以上20万円~50万円以上

ワンルームなどの比較的小さな部屋であれば5万円程度から依頼できますが、大きな家になると50万円を超えることもあります。

荷物の量による相場の違い

遺品整理の費用は、荷物の量によっても大きく左右されます。部屋の中にあるものが少なければ、それだけ作業時間も短くなるため安く済みます。反対に、ものが多く詰まっている部屋ほど、丁寧に仕分ける必要があるため割高になる傾向にあります。

ただし、荷物の量だけでなく、ものの種類によっても金額は変動します。たとえば、大型家具や電化製品、ピアノなどの処分には別途費用がかかるケースが多いのです。

処分品の種類による費用の差

先ほども触れたように、処分するものの種類によって追加料金が必要となることがあります。たとえば家電リサイクル法の対象となる家電(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)を処分する場合、法律で定められたリサイクル料金の負担が必要です。

また、ピアノや仏壇、大型家具など、運び出しが一苦労なものは、クレーン車を手配したり解体したりする必要があるため、割高な費用設定となっているのが一般的です。

このほか、処分品の中に貴金属やブランド品、美術品などの高価なものが含まれている場合は査定が必要となり、査定料や買取手数料などがかかる場合もあります。

遺品整理の費用を少しでも抑えたいなら、荷物の量を減らすことが肝心です。思い出の品は形見分けとして大切に残しつつ、処分できるものは思い切って手放す。そうすることで、遺品整理にかかるコストを最小限に抑えることができるでしょう。

また、複数の遺品整理業者に見積もりを取り、料金を比較することも大切です。各社によって料金設定が異なるため、安易に1社に決めるのではなく、しっかりとリサーチしたうえで依頼先を選びましょう。

遺品整理にかかる日数と人員

遺品整理を依頼する際、費用と同じくらい気になるのが作業にかかる日数ではないでしょうか。ここでは、遺品整理を行う際に必要となる日数と人員について詳しく解説します。

部屋の広さと日数の関係

遺品整理にかかる日数は、故人が暮らしていた部屋の広さによって大きく異なります。一般的な目安は以下の通りです。

部屋の広さ作業日数
1K~1DK1時間~3時間
1LDK~2DK2時間~6時間
2LDK~3DK4時間~10時間
3LDK以上5時間~12時間以上

ワンルームなどの比較的小さな部屋であれば1~3時間程度で作業が完了しますが、大きな家になると10時間以上かかることもあります。

ただし、これはあくまでも目安であり、荷物の量や種類、部屋の状態などによって大きく変動します。たとえば、ゴミ屋敷状態の部屋や、大量の不用品が残されている場合は、想定以上に時間がかかる可能性もあるのです。

必要な作業人員

遺品整理を行う際の作業人員は、依頼する業者によって異なります。多くの場合、2名~4名のスタッフで作業が行われますが、大型の案件では10名以上のスタッフが投入されることもあります。

作業人員が多いほど、作業時間を短縮できるというメリットがあります。しかし、人件費がかさむため、費用面では割高になります。逆に、少人数で作業を行えば費用を抑えられる反面、完了までに時間がかかってしまいます。

依頼主の事情に合わせて、最適な作業人員を検討することが大切だといえるでしょう。

オプションサービスによる作業日数の変化

遺品整理業者の中には、基本の作業内容に加えて、さまざまなオプションサービスを用意しているところがあります。たとえば、以下のようなサービスです。

  • 不用品の買取・販売
  • 思い出の品の供養
  • 遺品整理後の清掃
  • リフォーム・リノベーション

これらのオプションサービスを付ける場合、追加の作業が必要となるため、全体の作業日数が長くなる傾向にあります。

オプションの内容や、それぞれにかかる日数は業者によって異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

このように、遺品整理にかかる日数は、依頼内容によって大きく変わります。まずは自宅の状況を見極め、優先順位を決めたうえで、遺品整理業者に見積もりを依頼すると良いでしょう。

また、特急で作業を進めてほしい場合は、その旨を業者に伝えることも忘れずに。お盆やお彼岸など、特に依頼が集中する時期は、早めに予約を入れておくのがおすすめです。

遺品整理費用を抑えるコツ

遺品整理は、故人の思い出が詰まったものを丁寧に仕分けし、供養することが求められる大切な作業です。しかし、その一方で費用面が気がかりという方も少なくないのではないでしょうか。ここでは、できるだけ費用を抑えつつ、スムーズに遺品整理を進めるためのポイントをご紹介します。

事前の整理で費用を節約

遺品整理にかかる費用は、荷物の量に比例して高くなる傾向にあります。つまり、整理すべきものが多ければ多いほど、作業時間が長くなり、料金も割高になるということです。

したがって、遺品整理を依頼する前に、できる範囲で整理を進めておくことが重要です。たとえば、明らかに不要だと分かるものは思い切って処分したり、遠方に住む親族に送付したりするのです。

また、故人の思い出の品を親族で分ける「形見分け」を事前に行っておくのもおすすめです。遺品整理の現場で急に形見分けを始めると、予定外の時間がかかってしまう恐れがあります。余裕を持って取り組むためにも、事前の準備が肝心だといえるでしょう。

不要品の買取で収入を得る

故人が残した品の中には、まだ十分に使える家具や家電、骨董品、ブランド品などが含まれていることがあります。これらを業者に買い取ってもらえば、遺品整理費用の一部を相殺できるかもしれません。

買取に出す際は、一点ずつ丁寧に査定してもらえる買取専門店を選ぶのが得策です。また、貴金属やブランド品など、高価なものは複数の店舗で査定し、少しでも高く買い取ってもらえるところを選びましょう。

ただし、買取サービスを利用する場合は、余計な手数料がかかることもあるため注意が必要です。ある程度の金額にまとまるものでなければ、買取に出さずに処分したほうが賢明な選択といえるでしょう。

複数の業者に見積もりを依頼

冒頭でもお伝えしたように、遺品整理の料金は業者によって大きく異なります。安易に1社に決めてしまうのは、費用面で損をする恐れがあるのです。

そこでおすすめなのが、複数の遺品整理業者に見積もりを取ること。各社の料金体系を比較検討したうえで、もっとも条件の良いところに依頼をするのです。

ただし、料金の安さだけで判断するのは禁物です。実績や口コミ、スタッフの人柄なども十分に考慮し、総合的に判断することが大切です。

心あたたまるスタッフの対応は、遺品整理という心理的にも辛い作業の励みになるはずです。料金面だけでなく、信頼できる業者を見極めるようにしましょう。

以上、遺品整理の費用を抑えるためのポイントをご紹介しました。とはいえ、遺品整理は故人への最後の手向けでもあります。できるだけ費用を抑えつつも、故人との思い出を胸に、丁寧に整理を進めていくことが何より大切だといえるでしょう。

信頼できる遺品整理業者の選び方

大切な方が亡くなり、残された遺品の整理を業者に依頼しようと考えたとき、どのように業者選びをすればよいのでしょうか。ここでは、信頼できる遺品整理業者を見極めるためのポイントを詳しく解説します。

業者の実績と口コミをチェック

まず確認したいのが、業者の実績です。遺品整理の経験が豊富で、多くの案件をこなしてきた業者であれば、安心して任せられるでしょう。業者の公式サイトで実績を確認するとともに、過去の利用者による口コミもチェックしておくことをおすすめします。

口コミサイトや、Googleマップのクチコミなどでどのような評価を受けているか見てみましょう。作業の丁寧さや、スタッフの対応、料金の妥当性など、気になる点をしっかりリサーチすることが大切です。

ただし、ネット上の口コミはあくまでも参考程度と捉えるのが賢明です。感じ方は人それぞれですし、悪質な業者による偽の書き込みがあることも考えられます。口コミを過信せず、総合的に判断するよう心がけましょう。

料金体系の透明性を確認

遺品整理にかかる費用は、業者によって大きく異なります。見積もりを取る際は、料金の内訳を細かく教えてもらい、明朗会計であることを確認しましょう。

たとえば、以下のような点に注意が必要です。

  • 出張料や車両費、保管料など、基本料金以外の費用が明記されているか
  • 作業スタッフの人数や作業時間に応じた料金設定になっているか
  • 買取サービスを利用する場合、査定料や手数料などが発生しないか

料金体系が不透明な業者は避けるに越したことはありません。追加料金を請求されるなどのトラブルが起こる恐れもあるためです。見積書にきちんと明細が記載されているかどうか、しっかりとチェックしておきましょう。

スタッフの教育体制を見極める

遺品整理は、故人の思い出の品に触れる繊細な作業です。それだけに、作業スタッフの教育体制が整っているかどうかは、業者選びの大きなポイントとなります。

まずは、電話や問い合わせフォームでの応対がていねいかどうかを確認しましょう。「お客様の立場に立った丁寧な対応」は、スタッフ教育が行き届いている証だといえます。

また、現地調査や見積もりの際にも、スタッフの言動や所作に注意を払います。物腰が柔らかく、遺品に敬意を払った接し方をしているかどうかがポイントです。

信頼できる業者は、遺品整理士などの専門資格を持つスタッフを揃えていることが多いものです。スタッフの資格保有状況についても、事前に尋ねておくと安心できるでしょう。

このほか、作業にあたってのマニュアルの整備状況や、個人情報の取り扱いについても確認が必要です。プライバシーポリシーがしっかりと定められているかどうかも見落とせないポイントの一つです。

以上のようなポイントをおさえつつ、信頼できる遺品整理業者を選ぶようにしましょう。納得のいく業者選びができれば、残された遺品を安心して任せることができるはずです。故人が築いてきた思い出をきちんと整理し、供養するためにも、しっかりとした業者選びを心がけたいものです。

まとめ

遺品整理を依頼する際は、複数の業者から見積もりを取り、料金体系や作業内容を比較することが重要です。安さだけでなく、スタッフの対応や口コミ評価もチェックし、信頼できる業者を見極めましょう。故人への感謝と敬意を忘れず、丁寧に遺品を整理していくことが何より大切です。



監修 角田(株式会社葬儀のこすもす)

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