生前戒名を取得するには?メリット・デメリットから費用まで解説

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2025/03/01
生前戒名を取得するには?メリット・デメリットから費用まで解説

大切な人を亡くし、葬儀の準備を進める中で、戒名の決定に悩んでいませんか?実は、生前に自分の意思で戒名を授かる「生前戒名」という選択肢があるのをご存知ですか?この記事では、生前戒名のメリットや取得方法、費用など、生前戒名に関する情報を詳しく解説します。生前戒名を取得することで、望む戒名を手に入れられるだけでなく、葬儀にかかる家族の負担を和らげることができます。

生前戒名とは

生前戒名とは、存命中に授かる戒名のことを指します。一般的に戒名は亡くなった後に付けられるものですが、生前戒名は生きている間に自分の意思で戒名を授かることができます。

生前戒名を授かることで、ある程度本人が望む戒名を取得することが可能になります。また、通常の戒名より費用を抑えられるというメリットもあります。

仏教における「預修」「逆修」としての生前戒名

仏教では、生前戒名のことを「預修(よしゅ)」や「逆修(ぎゃくしゅ)」と呼びます。預修とは、生きている間に自分の死後のことを準備しておくことを指します。

逆修とは、本来は亡くなった後に行う儀式を、生きている間に行うことを意味します。生前戒名を授かることは、これらの概念に当てはまります。

通常の戒名との違い

通常の戒名は、亡くなった後に遺族が菩提寺や葬儀で読経する僧侶に依頼して授かるものです。それに対して生前戒名は、本人が存命中に自らの意思で授かるものです。

通常は亡くなったあとにもらう戒名を自分が生きている間にもらうだけで、通常の戒名とまったく変わりありません。

生前戒名を取得するメリット

生前に戒名を取得することには、様々な利点があります。以下では、主要なメリットについて詳しく解説します。

望む戒名の取得が可能

生前戒名を取得する大きなメリットの一つは、ある程度自分の望む戒名を選ぶことができる点です。通常の戒名は、亡くなった後に遺族と僧侶が相談して決めるため、本人の意向が反映されにくいですが、生前戒名なら自分の希望を伝えることができます。

ただし、戒名には一定のルールがあるため、まったくの自由とはいきません。しかし、いくつかの候補から選べたり、希望を伝えられるだけでも、自分らしい戒名を授かるチャンスが広がります。

費用を抑えられる

生前戒名のもう一つのメリットは、通常の戒名より費用を抑えられる点です。戒名の授与には一定の費用がかかりますが、生前に授かる場合は少し安くなるケースが多いです。

これは、戒名を付けることで、新たに檀家になってもらったり、すでに檀家になっている場合はそのまま檀家として繋ぎ止めたりできるとの考えが寺院側には期待できるからです。

家族の負担軽減

生前戒名を取得することで、家族の負担を軽減できるのも大きなメリットです。特に、葬儀準備時の作業軽減と経済的負担の軽減が期待できます。

戒名は葬儀で必要となるため、生前に決めておけば、家族は葬儀の準備に集中できます。また、費用面でも生前に支払いを済ませておけば、葬儀費用の負担を減らせます。

生前位牌の作成が可能

さらに、生前戒名を授かると、生前位牌を作成することも可能です。生前位牌とは、存命中に作成する位牌のことです。

生前位牌を作っておけば、葬儀の際に用意する位牌の準備もスムーズです。また、故人を偲ぶ際に、生前の姿を思い出しやすいというメリットもあります。

生前戒名の取得方法

生前戒名を取得する方法には、大きく分けて3つの選択肢があります。菩提寺への相談、寺院の檀家になること、そして戒名授与サービスの利用です。ここでは、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

菩提寺への相談

生前戒名を取得する際には、まず菩提寺への相談をおすすめします。菩提寺とは、先祖代々のお墓がある寺院のことで、葬儀や法事などを担当してくれます。

菩提寺がある場合は、必ずそこから生前戒名を授かるようにしましょう。なぜなら、菩提寺以外で戒名を授かると、トラブルに巻き込まれる可能性があるからです。

実際に、菩提寺以外で取得した戒名で葬儀を行ったところ、菩提寺から埋葬を拒否されるケースもあります。このようなトラブルを避けるためにも、菩提寺への相談は欠かせません。

寺院の檀家になる

菩提寺がない場合は、新たに寺院の檀家になることで、生前戒名を授かることができます。檀家とは、寺院を支援する信者のことで、その寺院での葬儀や法事を任せられます。

檀家になるには、まず自分の家と同じ宗派の寺院に相談して、檀家になる手続きを進めます。この際、寺院からの要望や条件を確認し、それに応じる必要があります。

檀家になれば、その寺院から生前戒名を授かることができます。ただし、檀家になるには一定の費用がかかるため、予算と相談しながら検討しましょう。

戒名授与サービスの利用

近年では、インターネットを通じた戒名授与サービスも広まっています。これは、僧侶派遣会社などが、オンラインで戒名を授与するサービスです。

戒名授与サービスを利用すれば、自宅にいながら生前戒名を取得できるのが大きなメリットです。また、比較的安価で利用できるのも魅力の一つです。

ただし、戒名授与サービスで取得した戒名が、菩提寺で認められるかは分かりません。トラブルを避けるためにも、菩提寺がある場合は事前に相談してから利用するのがおすすめです。

取得の際の注意点

生前戒名を取得する際は、以下の点に注意が必要です。

  • 菩提寺がある場合は、必ずそこから取得する
  • 必ず親族に相談してから取得する
  • 菩提寺以外からの取得は、トラブルの可能性がある

特に、親族への相談は重要です。生前戒名は、本人だけでなく家族にも関わる問題だからです。生前戒名があることを家族の誰も知らないと、亡くなったあとに再び戒名をもらうことになりかねません。必ず事前に話しておきましょう。

生前戒名の費用

生前戒名を取得する際には、一定の費用がかかります。費用は宗派によって異なりますが、おおよその相場は以下の通りです。

浄土宗/真言宗/天台宗/曹洞宗/臨済宗の費用相場

浄土宗、真言宗、天台宗、曹洞宗、臨済宗では、生前戒名の費用は15万円から20万円程度が相場です。

ただし、寺院や地域によって費用は異なるため、事前に確認しておくことが大切です。また、追加の費用が発生する場合もあるので、注意が必要です。

浄土真宗の費用相場

浄土真宗では、生前戒名の費用は10万円程度からが相場です。浄土真宗は、他の宗派と比べて費用が低めに設定されているのが特徴です。

ただし、この金額はあくまでも目安であり、寺院によって異なる場合があります。事前に寺院に問い合わせて、正確な費用を確認しておきましょう。

日蓮宗の費用相場(院号含む)

日蓮宗では、生前戒名の費用は15万円程度が相場です。ただし、この金額には院号の授与も含まれています。

院号とは、戒名の一部で、故人の地位などを表す名号のことです。日蓮宗では戒名ではなく法号と呼びます。

宗派費用相場
浄土宗/真言宗/天台宗/曹洞宗/臨済宗15万円から20万円程度
浄土真宗10万円程度から
日蓮宗(院号含む)15万円程度

まとめ

生前戒名は、存命中に自分の意思で授かる戒名のことで、望む戒名を手に入れられるだけでなく、葬儀にかかる家族の負担を和らげることができます。取得方法は、菩提寺への相談、寺院の檀家になること、戒名授与サービスの利用などがあります。費用は宗派により異なり、15万円から20万円程度が相場です。取得の際は、菩提寺がある場合は必ずそこから授かり、親族への事前相談を忘れずに。生前戒名で残された人生をより良いものにしましょう。



監修 角田(株式会社葬儀のこすもす)

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